■ 事業概要とご支援のお願い

事 業概要ご支援頂きたい内容
住宅支援事業
 施設から卒園後、住宅が確保できない子どもたちのために、保証人なしで住宅を安価に提供します。
 住宅を提供していただける方から機構が借り受け、機構から子どもたちに貸し付けます。機構は住宅を提供して頂ける方に定額をお支払い致します。
 原則として2人以上のシェアルームとし、家電などの家具は機構が用意します。
 ご提供期間が過ぎたのちは、機構が現状復帰してお返しします。
 所有されている住宅に空きがあり、当面使われるご予定がない場合などで、住宅を管理費程度でご提供頂ける方を探しております。
 なお、ワンルームでもご支援頂ければ、幸いです。
自立資金貸付事業
 卒園前の運転免許取得や卒園時の住宅用敷金などを施設を通じて貸し出します。また、卒園後、緊急の生活資金などを貸し出します。
 一件30万円程度、無担保・無保証、1年間据え置き、60か月返済、金利3%単利を基本とします。
 返済が滞る場合には施設から状況を調べ、状況に応じてケアします。
 ご趣旨に賛同された方に、ご寄付をお願いしております。寄付金は主として貸付や住宅支援に活用させていただきます。使途を明示してご寄付頂く場合にはその使途に使わせていただきます。
 また、お手元に余裕資金がある場合には、機構に預けて頂けますようお願い致します。無利子で5年以上でお貸付いただけますよう。
職業紹介事業
 施設卒業後、子どもたちは住まいと職の両方を確保する必要に迫られます。このため、住まいと職が得られる就職先が必要です。
 また、最近は、職業人・社会人としてのルールを十分理解していない子どもたちも見られます。このため、仕事に徐々に慣れさせ、教育的観点からご指導いただける「やさしい雇用主」を探しています。
 住まいと職をご提供頂ける雇用主を探しています。
 また、長期的観点から子どもを仕込んで一人前にしようとお考えの職親を探しています。
 子どもたちを教育的配慮で雇っていただけるやさしい雇用主さんを探しています。
法律相談事業
 子どもたちがいろいろなトラブルに巻き込まれることが増加しております。
 実親から子ども手当などの要求や無理難題が吹きかけられることもあり、施設側も含めて法律的な対処が必要となる場合が発生しています。
 このため、法律知識にお詳しい専門家の方々に相談に乗って頂きます。
 相談料は無料です。専門家に対しては機構が薄謝を支払います。
 薄謝で各種法律相談に応じていただける専門家の方々のご支援をお願いしております。
各種支援情報の提供
 自立していく子どもたちに既に多くの奨学金制度やシェアルームの提供などの支援を行っている団体個人があります。
 これらの情報や、当機構を通じてご支援頂ける方々の情報を、施設や施設の子どもたち、自立後の若人に広く提供していきます。
> こどもの自立に役立つ各種の情報をご提供下さい。
本人の責によらず人生のチャンスが奪われた子どもたちの支援事業
 児童養護施設にいる子どもたちはある意味で恵まれた環境にいるとも言えましょう。
 虐待を受け、親のもとから身一つで逃げてきて、高校を中退して住み込み就職をせざるを得ない子どももいます。
 このような場合、全くお金がない状態から生活を始めなければいけません。
 もし、この子たちに無償・有償の資金援助ができたらと思います。
 皆様方のご支援により、施設内外を問わず、本人の責によらず人生のチャンスを奪われる子どもたちへの支援ができれば幸いです。
 左のご趣旨に賛同された場合、使途を明示してご寄付いただければ、幸いに存じます。
ご質問、ご支援のお問い合わせは、honbu@wakoudo.orgまで