「若人自立支援の会・ちば」への誘い

　「若人自立支援の会・ちば」は千葉県内の児童養護施設出身者のための就業支援活動を行うことを目的とした、企業、就業先の方々による有志の会です。

　児童養護施設在園者は父母からの支援が受けられないことを自覚して、仕事を続けていこうとする覚悟がある若者も多く、高校生の内から自立に備えてアルバイトをして貯金を貯めている人も見られます。 さらに、児童養護施設では規律ある生活のもとに集団生活が行われ、「ちゃんと挨拶ができる」など、その評価は高いものがあります。
経済環境から上級学校への進学をあきらめざるを得ない若者も多く、高卒就職者が少ない中で良質な人材が確保できる可能性が高いと思われます。
一方、児童養護施設出身者は、父親の背を見て育つ機会がないために、仕事に対する態度を身につけにくいとも言われております。また、住まいと仕事を同時に見つけなければならないために、就業時の困難性は一般の高校生と比べると格段に高いものと言わざるを得ません。
児童養護施設出身者に対しては、長く仕事を続けられるような本人の適性にあった職業と就業先をみつけることが極めて重要です。このため、上記趣旨に賛同する企業や就業先の皆様に「若人自立支援の会・ちば」にご参加頂き、是非とも児童養護施設出身者の就業支援活動にご協力頂けますようお願い致します。

　児童養護施設在園中の高校生に対して、夏休みまたはその前後の土日において、３日程度のインターンシップ（就業体験）を実施したいと思います。これにご協力して頂ける企業、就業先を募集しています。

　※希望職種については、アンケート結果をご参照下さい。

　本年9月26日開催予定のシンポジウムにおいて、就職説明会を開催致します。在園中の高校生約50人が参加する予定です。直接、在園高校生に話かけることができる貴重なチャンスです。説明会に参加して頂ける企業、就業先を募集しています。なお、参加希望多数の場合には、参加者を調整させて頂く場合があります。

　無料です。賛助会員になって頂けるとありがたいですが、必ずしも必須ではありません。